和名 | アワヒメハナカミキリ | ||
学名 | Pidonia (Omphalodera) ogasawarai Kuboki,2015 | ||
名称由来 | 小笠原隆氏に献名 | ||
分布 | 四国の山地帯上部の落葉広葉樹林帯と亜高山帯の針葉樹林 | ||
寄生植物 | 未知 | ||
標本処理 | 亜硫酸? 酢酸エチル○ | ||
体長 | 3.5-7.5mm | 同定のヒント | 幼虫 |
従来フタオビヒメハナカミキリと同一視されてきたが、触覚が太く短く。
前胸前後縁のくびれや側部中央の突出がより強く、鞘翅の毛がよち密で、
雄の第八腹板の両側が徐々に狭まり、雄の交尾器は違うとなどで区別できる。
四国の垂直分布の調査ではフタオビヒメハナカミキリの分布域は広く、
低山帯の照葉樹林と山地帯の落葉広葉樹林帯から採集されるのに対し
アワヒメハナカミキリの分布は狭く、山地帯上部の落葉広葉樹林帯と亜高山帯の針葉樹林から採集される。
Elytra New Series Vol.5 No.2
2013年6月16日 剣山にて
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