和名 ヒメヨツスジハナカミキリ四国亜種
学名 Leptura kusamai keiichi N.Ohbayashi,1999
名称由来
分布 四国
寄生植物
標本処理 亜硫酸? 酢酸エチル? 
大林延夫:ヒメヨツスジハナカミキリは、南アルプスの大井椹島を規準産地として1955年に記載され、
従来、本州と九州から知られていた。今回、四国愛媛県の石鎚山金山谷付近で採集された多数の本種
を検した結果、上翅の黄褐色斑紋がいちじるしく縮小し、とくに基部の斑紋が翅底に達せず、肩の部分で
分断される点や、触角の先端6節が淡黄色を呈することなので基亜種と区別できることから新亜種として
記載した。本新亜種は、同所的に産するヨツスジハナカミキリ四国亜種と斑紋の表れ方が酷似する点で
興味深い。なお、亜種小名は、長年カミキリムシを研究され、また本種の発見者でもある胡草間慶一博士
を偲んで献名させていただいた。
体長 mm  同定のヒント 幼虫


愛媛県の石鎚山金山谷付近 所蔵:露木繁雄氏
♂:♀





 

 

 

 

 

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