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和名 | ヒスイヒメハナカミキリ | ||
学名 | Pidonia (Pidonia) tsutsuii Kuboki 1996 | ||
名称由来 |
橋立ヒスイ峡(新潟県)
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分布 | 本州(新潟、長野) | ||
寄生植物 | 未知 | ||
標本処理 | 亜硫酸? 酢酸エチル〇 | ||
length | 6.0-8.5mm | 同定のヒント | 幼虫 |
本州中部の日本海地域から採集されたPidoniaは ナガバヒメハナカミキリP.signifera(Bates)に似ているが、
前胸側部のふくらみがより弱く、 雄の頭部腹面の総基節が黄褐色から赤みをおびた黒色で、
雌の腹部腹面の黄褐色部がより広い点で区別できるため、 これを新種Pidonia (Pidonia)
tsutsuii Kubokiとして記載。
分布:北アルプスと妙高・戸隠山塊の植生の垂直分布帯からみて
P.tsutsuiiの垂直分布域はブナを優占種とする落葉広葉樹林帯と一致する。
文献:Elytra,Tokyo,24(2):367-373,November 15,1996
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