和名 マルクビケマダラカミキリ
学名 Trichoferus campestris (Faldermann,1835)
名称由来
分布 本州、四国、九州;旧北区のアジア地域
寄生植物 ヒノキ、カラマツ、シラカンバ、ミカン、クヌギ、シャクヤク
標本処理 亜硫酸? 酢酸エチル○ 
体長 10.5-20mm  同定のヒント 幼虫

2016年7月25日 埼玉県産(生体提供:塩田敏氏)

和名のように毛まだらです。

 

 




2000年7月23日神奈川県にて
7月下旬から8月にかけて、乾燥しているミカンの伐採樹に、
多数潜んでいる。平地のカミキリだと思います。



幼虫は乾燥に強いために木製の工芸品の害虫としてよく知られている。
本種の幼虫はほぼ直線状に樹皮下を食い進むが、1本の材に多数の幼虫がいる場合は
ところどころ屈曲したり、分岐した食坑道がみなられる。食坑道の長さは35〜40cmくらいで
蛹室は食坑道の末端から心材部へ向かって斜めに深く入って造られる。
幼虫で越冬し、翌年に羽脱するが、材が細かい場合などは
さらにもう1年経過してから羽脱する例も見られる。

 

 

旧名:Hesperophanus (Trichoferus) campestris (Faldermann, 1835)

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