和名 オガサワラチャイロカミキリ
学名 Comusia testacea (Gressitt,1937)
名称由来
分布 本州(福井県雄島)、冠島、四国、九州、対馬、平戸島、
種子島、屋久島、トカラ列島(中之島)、奄美諸島(奄美大島、徳之島)、沖縄諸島(沖縄島)、
先島諸島(石垣島)、小笠原諸島(弟島、父島、母島);台湾
寄生植物 クスノキ科
標本処理 亜硫酸? 酢酸エチル〇 
length 11-14mm  同定のヒント 幼虫

 

2017年6月25日 沖縄本島にて

 

 

 

2001年6月羽化、鹿児島大隅産






福井県の記録
南西諸島(石垣島,沖縄本島,奄美大島),九州(屋久島,佐多岬),対馬,冠島,小笠原で記録されている.
福井県下では雄島で採集されているのみであるが,石川県での記録は無い.南方系の種類で暖流に乗り島嶼に限られたような分布をしていると考えられる.
海洋性で定着することが示唆されているため,若狭や越前地方の海岸線を捜すと採集される可能性が高いと考えられる.
マルバヤブニッケイ,ホソバタブが寄主植物として知られていて,衰弱木や枯死枝の調査が重要である.
出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行)


 

 

 

 

 

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