和名 セスジヒメハナカミキリ(粟島亜種)
学名 Pidonia (Cryptopidonia) amentata awashimana Kuboki, 1993
名称由来
分布 粟島
寄生植物 未知
標本処理 亜硫酸? 酢酸エチル〇 
length 5.5-9.3mm  同定のヒント 幼虫

粟島(新潟県岩船郡)の小柴山と逢坂山でヒメハナ カミキリの調査を行い、
ガマズミの花から多数のセスジヒメハナカミキリ成虫を採集された。
これらの標本を詳細に検討した結果、
    粟島の個体群は、広く日本列島に分布するセスジヒメハナカミキリ と異なる形質を持つことが判明したので、
これを新亜種awashimana  subsp.nov.として記載。
この亜種は、北海道と本州北西部に分布する P.amentata kurosawaiに似ているが、触角が短く、雄では第11節で
    上翅端に届き、雌では上翅端から1/10手前にしか届かないこと、
    上翅の斑紋が退色し、雄ではS紋がほとんど消失し、雌ではS紋が 細いことなどの点によって区別できる。

    文献:Elytra,Tokyo,21(2):239-243,Nov.15,1993




 

 

 

 

 

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